プルプルと震え上がる体。 収まれ、収まれ。 コントロールしろ、いつもの自分に。ほら。 自分を落ち着かせようとしているのだが、怒りが収まらない。 「理沙を、早く離せ。」 今すぐにでも襲いかかりそうな勢いで話す。 「はぁ?あんたは、阿呆なのか?」 苛々と、なかなか怒らない俺が怒っている。 「阿呆?阿呆は、お前だろ。早く離せ。」 鋭く睨み付けた。 一歩、近づく。 「く、来るな……っ!一歩でも近づいたらこいつを殺す!」 と、首にナイフを突きつける。