……これで終わり、だ。

「……おじさん。」

高い、声が聞こえた。

「…あと、1人は?9人って聞いたけど。」

…痛いところをつつくなぁ。

オーナーは、苦笑いしていた。

「…そいつは、また今度だ。」

「…そう。」

あまり興味がないのか、そう答えるだけ。

「じゃあ、今日から悠莉がシェフ…だから。

宜しく頼むぞ。」

そう、オーナーは出ていった。

*秀sideend*