綺麗に手当てしてもらった部分をそっとなでる。 「岩崎…つらいんだろうな」 手当てをしてもらった時のあの温かみがまだ残っているようで。 本当は、少しだけドキドキした。 それは、単に女子に触れてもらっているから、男としてドキドキしただけなのか。 それとも… そんな想いを封じ込めるように、俺は急いで着替え始めた。