彼女がバーに入ってきたのを私は、気付かなくていきなり若い女性の声が聞こえたのに驚いた。



彼女は、カウンターの端に座っていた私の二つ席を離れた所に座りマスターと話しながら笑っていた。



私は、一瞬彼女を見て白人女性かと思ったがよく見るとどうやらハーフかクォーターのようだった。



美しさに私は打たれてしまい彼女から目を離すのに苦労した。



彼女は、歳は二十代前半だろう髪はロングの茶髪で服装は、白いシャツにジーンズとシンプルだったが、手首にシルバーのアクセサリーを着けていて、とても似合っていた。



彼女は、マスターにCDを渡しながらママが好きだったし私も好きなのと話していた。



そして、こちらを見るとそれを流しても良いかしらと言って軽く首を傾げた。


私は、焦りながら頷いた。