至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

筋の通った鼻は、凌牙の横顔をさらに美しく見せる。


羨ましいほど綺麗に流れる金色の毛先は、開けた窓から入る風に乗って、サラサラと流れていた。


いい年して不良なんかやってないで、モデルでもやればいいのに。



「いやあ、女子高って匂いが違うよね」


3列目のシートから身を乗り出して、まだ興奮が収まらない大翔。


「俺はあん中にまみれんのは嫌だって言ったぞ」


逆に疲れたようにシートにふんぞり返るのは旬。


「そういう旬の方がまんざらでもなかったんじゃね?第一、優月ちゃんの制服で"カエジョ"だって突き止めたのは旬じゃねーか」