至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ



……やっぱり。




「よ~優月ちゃん、昨日ぶり~」


ハイテンションな希美に連れられて校門まで行くと、見覚えのある顔に出迎えられた。



校内の大多数が大翔達の存在を知っているのか、なんの祭りだと思わせるような群衆が彼等を取り囲んでいる。


明るい所で見ると、大翔の髪の毛は思ってた以上に目立つ色。


アッシュ系かと思っていたのに、トマトのように鮮やかな赤だった。


旬のその身長も、女の子の中に混じれば別の生き物のようにさえ感じる。


「優月ちゃん、借りていい?」


そんなことを言う大翔に視線を合わせられた希美は、真っ赤な顔をして頷くだけ。