至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「あ、あの……すごい劣勢ですし、あなたも加わった方が……」


でも一緒にいるってことは不良なんだろう。


余計なお節介だとは分かっているけど、少しでも頭数はあった方がいいと思う。


のんびり構えている彼の尻を叩くように促してみるが。


「私は喧嘩はしません」


彼はピシャリと言い切った。


あ、そうなんだ。


なんて薄情な人なんだろう。


「第一、私の手など借りなくても大丈夫です」


「………は?」


「どうやら終わったようです」


彼がルームミラーから外を確認した。