至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「優月ちゃん、危ないからこっち!」


大翔が、動けなくなったあたしの腕を掴んだ。


そして今度こそ拉致同然に、車の中に押し込められた。


「あのっ…」


――バンッ!


あたしの声をかき消すように、激しくドアが閉められた。



やだ、どうしよう!


乗るつもりなんてなかったのに。



だけど外では今にも一触即発。


この状況であそこに戻る勇気もない。



売られなかったってことは………。