至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「…人の縄張りでナンパとはな」


その声に、凌牙たちが一斉に振り返る。


一気にこの場が殺気立ったのを肌で感じた。



……なに、この人たち……。



明らかに風貌の悪い、不良と分かるメンツがずらりと行く手を阻んでいた。


ざっと10人はいる。


これだけ不良が揃うと圧巻で、さすがにあたしも足がすくんだ。



「いい度胸してんじゃねえか……」


先頭をきって近寄ってくるリーダーらしき銀髪の男の目線は、凌牙に注がれる。


明らかに大翔達よりガラが悪い。