大翔や旬にちょっと優しくされたくらいで。
こんな扱いには慣れてるはずなのに。
どうして涙なんて出てくるのよ。
あたしはそんなに弱い人間じゃない。
「ほっとけ。終電までまだある」
凌牙はあたしを見るのも気だるそうに煙草に火をつけた。
そんな凌牙に大翔が噛みつく。
「両足怪我してんだぜ?凌牙には良心てモンがないのかよっ!」
「ンなもん、とっくに捨てた―…」
凌牙は、大翔や旬と同類な気がして、そうでもないように見える。
どこかに感情を置いてきたみたいに。
…――そう、あたしのように…。
こんな扱いには慣れてるはずなのに。
どうして涙なんて出てくるのよ。
あたしはそんなに弱い人間じゃない。
「ほっとけ。終電までまだある」
凌牙はあたしを見るのも気だるそうに煙草に火をつけた。
そんな凌牙に大翔が噛みつく。
「両足怪我してんだぜ?凌牙には良心てモンがないのかよっ!」
「ンなもん、とっくに捨てた―…」
凌牙は、大翔や旬と同類な気がして、そうでもないように見える。
どこかに感情を置いてきたみたいに。
…――そう、あたしのように…。



