至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

凌牙が、好きだから……。


こんなにドキドキするの。



……だけど。


凌牙は本気で好きになったらいけない人。


いけないんだ……。



自分にそう言い聞かせて、視線をずらすけど。



「なあ」


低い声で言われ、逸らした顔をクイッと正面に向けられる。


触れられた部分が熱い。



「……っ。

狙われないために女にするのは凌牙の勝手だけど、あたしの気持ちまで弄ばないでよっ……」



その気がないなら、せめて気持ちだけは持っていかないで……。


生まれたての気持ちを押し殺すように、静かに言葉を落とした。