至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

突然こんな世界に足を突っ込んで。


トップだという男の女になれって言われて。


敵対するチームにさらわれて。


元カノだっていう女まで現れて。



「信じられるものがないなら、なんてキスして……そんなもので、あたしが凌牙を信じられると思ってるの?」


きっとキスなんて、凌牙には大した意味もなかったはずなのに。


「凌牙に会うたびにドキドキして、バカみたいッ…」



……っ。

ハッとして口を噤む。



……あたし、余計なこと口走った……。




「ドキドキしたのか?」


「……」


「なんでオマエがドキドキすんだ」


凌牙が冷たい表情のまま、あたしを見つめる。