至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「オマエじゃなくて俺らが行くだろうが。ヘタな嘘つきやがって」


凌牙は落ち着かない様子で立ち上がり、その勢いのままあたしに歩みよる。


「澤城が居たら、マジどうなってたか分かんねえんだぞ」


ほのかに甘い香りを放つ凌牙が、あたしにグッと迫った。


「……」



凌牙の怒りには、どんな意味が込められているんだろう。




勝手な行動をとったから?


SPIRALに、あたしという弱みを見せたから?




それとも。


あたしを心配してくれて……?