至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

見ると、座っていた人たちが一斉に立ち上がっている。


異変を感じ取ったあたし達も、引き寄せられるように入口へ首を振ると。





……凌牙だ。





倉庫の入り口に横付けされた車から降りてきたところで。


隣にはテルさんも……。



「……誰?」


状況が読めてない若菜が、あたしの後ろに身を隠して袖をギュッと掴んだ。


「……ここの……トップ……」



相変わらず涼しげで綺麗な顔には傷一つない。


それでも、首から下には返り血を浴びているというその対比した姿が、凌牙の圧倒的な強さを物語る。