至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「旬、どうしてここがっ…」


震える声で尋ねると、旬はあたしの鞄を取り上げ、外ポケットの中から黒い何かを取り出した。


「GPS」


「……GPS?えっ?あたしいつも監視されてたの?」


驚くあたしに、旬が優しく首を振る。


「いや、運転手が優月ちゃんと別れるときに忍ばせたんだ」


「……飯田さんが…」


飯田さんには、あたしの嘘が見抜かれてたんだ……。


「何かあった時のためだ。凌牙もそれくらい考えてる」


その言葉に、胸が疼くのを感じた。