至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「…んだぁっ!?」


祐介は、眉をしかめながらあたしの肩越しを覗く。


それはさっき扉が閉まった時と同じ音で、再び扉が開いたんだと感じたあたしに、差し込む光がそれを明確にした。



動く首だけを何とか後ろ側へやると。


息をのむような光景が広がっていた。




逆光のせいで影しか見えないけど、数人の人の形と、その奥にある無数のバイク。


近づいて来る影が、輪郭をはっきり映し出す。




それは……


もう見慣れた灰雅のメンバー。





どうしてここが……?


幻を見ているのかと思った。