至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

凌牙の趣味がアキなら、あたしなんて本当にあり得ないと思う。


凌牙はあたしを好きじゃない。


ただの"措置"。


そう開き直ってやればいいのに、アキに負けたくないと思うあたしは、やっぱり凌牙が好きなんだと思った。



措置に加えて、同情だって知ったのに。


自分の気持ちを、アキに気づかされるなんて……。



「似合わないって言われて、あの凌牙が言うこと聞いたらしいじゃない」


悔しそうに言ったアキは、キッ…っと、あたしを睨みつける。


「あたしは好きだったのに、あの髪色」