……あんなところ。 アキが見下げたように言ったのは、きっと双葉園のこと。 柳迅会と双葉園が関係していることをアキにまで示唆されて、もうそれどころじゃない。 元々パニックな頭が、余計パニックになる。 「ジャンに在籍してる双葉の人間が、肩身の狭い思いをしないのは何故か知ってる?」 「………」 「凌牙が統率を図ってるからよ!」 「………っ…」 すべては奈央のデマカセという、ほんの少しの期待も打ち破られた瞬間だった。