至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「全然大したことない。なんかムカつく」


いきなり暴言を吐く彼女は、モデルのようにバランスのとれた長い手足を持つ小顔の美女。


大人の色気まで持ち合わせている彼女は、同じ高校生だとは到底思えない。


それは、本当に凌牙には彼女が居たんだと落ち込むあたしを、さらにどん底に突き落とした。



「どうやって凌牙を手なずけたの?」


「………知らない」



逆らったわけじゃない。


手なずけた覚えもないのに、いきなりそういうことになっていただけ。


正確には、そうさせられただけ。


凌牙の"想い"なんて伴ってないんだから。