至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

……祐介じゃなかった。


奈央は決して、双葉園に戻らないあたしを責め立てに来たんじゃない。




「………」



灰雅のみんなが恐れていたのは、こういうことなんだ。



いつ、どこで狙われるか分からない。


だから守る必要がある、と。



女子高にまで刺客を送ってくるなんて。


凌牙もそこまでは思ってなかったのだろう。


あたしだって、学校では完全に油断してた。



だけどSPIRALの手に掛かれば、安全だと思っていた学校さえ危険地帯にしてしまう。


噂通り、手段を選ばない卑劣な集団……。



SPIRALの恐ろしさを目の当たりにして、体が震えた。