置いて行かれる会話の中で、唯一分かる言葉があった。
「……SPIRAL…?」
思わず口にして。
ハッ、と顔をあげる。
その名前なら何度となくあの家で聞いた。
唯一灰雅に刃向うチームで、卑劣な集団。
あたしを守る必要のある、最大の原因となっている相手。
「その反応を見る限り、もう灰雅を知らないとは言わせないよ」
「もしかして奈央って……」
結局は誘導されていただけなのかもしれないけど、そんなのはもうどうでも良かった。
奈央がニヤリと笑って言った。
「あたしの男が、SPIRALの人間なんだよ」
「……SPIRAL…?」
思わず口にして。
ハッ、と顔をあげる。
その名前なら何度となくあの家で聞いた。
唯一灰雅に刃向うチームで、卑劣な集団。
あたしを守る必要のある、最大の原因となっている相手。
「その反応を見る限り、もう灰雅を知らないとは言わせないよ」
「もしかして奈央って……」
結局は誘導されていただけなのかもしれないけど、そんなのはもうどうでも良かった。
奈央がニヤリと笑って言った。
「あたしの男が、SPIRALの人間なんだよ」



