至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

あたしが凌牙の女……ということは、早くも灰雅のメンバーには知れ渡ったようだけど、あたしが来る意味があるのかは不明だ。


真っ直ぐ帰って鍵を閉めておけば、危険なことなんて何もないし、出来れば家で自主学習でもしてた方が落ち着くんだけど。



ふと見渡した先には、ステンレス製の扉。


このスペースの奥に、ドアノブが一つついている扉があることに昨日気づいた。


それは物置なのか部屋なのかは分からないけど、誰かが開けるところはまだ見ていない。


なんの部屋なんだろう……?




「飲まねぇのかよ」


横から嫌味な声がした。