至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

本部に着くと、いつものメンバーは全員顔を揃えていた。


「お帰り~」


「優月ちゃん待ってたよー!」


「…遅くなりました」


遅くなった自覚はないけど、みんなの飲み物はもう揃っていて、便乗するには遅すぎた。


『ここに来たら、好きなものを下の奴に頼んで』


テルさんにはそう言われてるけど、まだ一人で頼んだことはない。


昨日今日来たばかりのあたしが、やっぱりそれだけの為に人を働かせるのは忍びなくて、飲み物を頼めないまま空いてる席に腰掛ける。