至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

きっと転んだ先にガラスの破片が散らばってたんだ。


痛すぎてそんなのも分からなかった…。


ゆっくり撤去してくれているけど、細かな作業。時々ピンセットの先が傷口にあたる。


「ぎゃあああああっ…!」


そのたびに、尋常じゃない痛みに叫び声をあげていると―




「黙れよ」


また別の声がした。



怒鳴っているわけじゃないのに、低くて威圧的なその声にビクッと肩が震えた。



視界に入った足から順に顔をあげていく。


睨みつけるようにあたしを見下げていた人物は。


目の覚めるような、金色の頭をした男だった。