至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

なにを振りかけたの!?


とてもじゃないけど歯なんて食いしばれなかった。


「ちゃんと消毒しないと、ね?」


今にも暴れ出しそうな体を大翔が後ろから羽交い絞めにする。



……消毒?


確かに辺りには鼻をつく消毒液の匂い。


膝からは白い泡が吹き出していた。



「ガラスも刺さってんだ。取らないと…」


旬が難しい顔をしてピンセットを手にした。


「ガラス…?」


「マジここの治安悪すぎ!!!」


大翔が吐き捨てながら懐中電灯を照らしてくれている先を見れば、旬の言う通り両ひざには細かいガラスが刺さっていた。