至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「大翔頼む」


「おう」


何かを指示された大翔は、走って空き地に横付けされていた車のドアを開けた。


中からまた別の手が伸びてきて何かを受け取ると、それを抱えて戻ってきて中身を空き地にぶちまけた。


ビンに入った薬液のようなものが目に入る。



く、薬!?

変な薬でも打たれるの!?


本当にヤバイ……。



「歯を食いしばっとけよ!」


その瓶を手にした旬は、蓋を開けるとあたしの膝めがけて一気に中味を振りかけた。



「ぎゃあああああぁぁぁあああああっ………!!!!!!」



黒一色の世界に、あたしの断末魔のような悲鳴が轟いた。


針で突き刺すような痛みが全身を襲ったのだ。