至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「近かったんですよね。歩いて帰れば良かったです」


自分の指定席に他の女が乗るなんて嫌なはず。


断れば良かったと後悔した。


「それは駄目だ。特にここの往復は必ず誰かに送ってもらえよ」


「あ、はい…」


そうだった。


……みんな同じことを言うんだな。


「七海も楽しみにしてたんだよ、キミに会うの」


「そうなんですか?」


「あそこ男ばっかだし、麗美も到底女だと思えないし」


苦笑いした琉聖さんに、ついあたしも笑ってしまった。