至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「怖かった?」


これからだ、思ったときには家についていた。


倉庫からここまで、5分もかからないのを忘れていた。


「いえ。とても気持ちよかったです」


「そう?途中で手がきつくなった気がしたから」


「……すみません。七海さんには内緒で…」


凌牙を想ってたなんて、口が裂けても言えない。


「こんなことでアイツは妬かねぇよ」


慌てたあたしを見て、琉聖さんは可笑しそうに笑う。


でも、そうでもないと思う。


今日初めて会ったあたしが思うのもなんだけど、きっと琉聖さんが思っているより、七海さんは琉聖さんを想ってるように見えたから。