至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「もし俺が迎えに行かなかった日にアイツに何かあったらと思うと、迎えに行くのを止められない」


大事そうに七海さんのメットを見つめた琉聖さんに、凌牙の横顔が重なった。



凌牙があんなに怒りをあらわにしてまで、電車通学を認めてくれなかった理由。


凌牙の彼女じゃなくても、灰雅の幹部の彼女というものが、どれだけ外部にしたら都合のいい標的か分からない。



そうすると、また解けない謎が浮かぶ。



だったらどうして、わざわざあたしなんかを拾ったんだろう。



無理に彼女という"措置"をしてまで、あたしを……。