「もし俺が迎えに行かなかった日にアイツに何かあったらと思うと、迎えに行くのを止められない」
大事そうに七海さんのメットを見つめた琉聖さんに、凌牙の横顔が重なった。
凌牙があんなに怒りをあらわにしてまで、電車通学を認めてくれなかった理由。
凌牙の彼女じゃなくても、灰雅の幹部の彼女というものが、どれだけ外部にしたら都合のいい標的か分からない。
そうすると、また解けない謎が浮かぶ。
だったらどうして、わざわざあたしなんかを拾ったんだろう。
無理に彼女という"措置"をしてまで、あたしを……。
大事そうに七海さんのメットを見つめた琉聖さんに、凌牙の横顔が重なった。
凌牙があんなに怒りをあらわにしてまで、電車通学を認めてくれなかった理由。
凌牙の彼女じゃなくても、灰雅の幹部の彼女というものが、どれだけ外部にしたら都合のいい標的か分からない。
そうすると、また解けない謎が浮かぶ。
だったらどうして、わざわざあたしなんかを拾ったんだろう。
無理に彼女という"措置"をしてまで、あたしを……。



