至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

どう考えても“助けてやる”の意味が分からない。


動けないのをいいことに…。



冗談抜きで怖くなってきた。


……不良だし。



足の痛みより、恐怖に怯えて顔が強張る。


「痛いだろうけど、もうちょっとの辛抱な」


大翔が言う。



……そうじゃなくて。



あなたたちが怖いの。


とは言えず。


ドキドキしながら静かに成り行きに任せていあたしが下ろされたのは、街灯もない寂れた空き地だった。


叫んでも誰の耳にもきっと届かないような場所。



ちょっと、本気でヤバイんじゃないの……?


警戒心が極限まできたとき。