至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

今朝以来の対面に、ドキドキするけど。


こんな場面で遭遇なんて。


間が悪すぎて、あわててその瞳から逃れた。




「――――帰る」



…………?


もう一度凌牙に目を向けると、剥いていたはずの凌牙の目は、白いシャツの背中に変わっていて。


今上って来たばかりの階段を下りて行く。



えっ。どうして?!



訳が分からずその背中を呆然と見送る。


「やだあ。総長ご立腹?」


「子供だな、凌牙も」


楽しそうな顔をしている麗美さんと、呆れたように下を覗く琉聖さん。