至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「ご、ごめんなさいごめんなさいっ…」


これは大変なことになる…と、またひたすら謝った。


「なんで謝んの?悪いの俺らだし」


シレッと答えた旬は下ろしてくれる気配がない。


足も止める気配がない。


…っ。じゃあ…。


「た、助けて!」


「だから助けてやるんだって」


やっぱり淡々と答える旬は、あたしを抱えたまま路地を曲がってまた曲がり。


怪しいネオンですら恋しくなるほど、灯りもない暗がりに入っていく。



繁華街から少し奥に入っただけでこんなに暗いなんて。


こんなところで何をどう助けてくれるっていうの?