至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

顔を見合わせて、口を閉ざす麗美さんと烈さん。


戸惑い顔のあたしに気づき、バツの悪そうな顔をした。



……なんか、よくわからないけど、すごかったな……。



一瞬でこの場を流した琉聖さんに、副総長としての風格と人柄を悟る。


威力のある態度と言葉で灰雅の統率を図っている凌牙とは違い、きっと、冷静にみんなをまとめる力があるのだと。



淡々と話すところが、どことなくテルさんと雰囲気が似ている。


それでも言葉に柔らかさが含まれているところに、育ちの良さを感じて。


暴走族と一言で言っても、色んな人がいるんだと、無知なあたしは変に感心してしまった。