それでも真顔であたしをジッと見据えているテルさんを見れば、それは大袈裟でもなんでもないんだと分かった。
暴走族という世界は、決して甘くない――
和希も同じような顔で頭を捻る。
「どうして兄貴は、こんな面倒くさい女を囲うんだよ…」
そう呟いた和希の言葉はもっとも過ぎて、言い返す気すら起きなかった。
“面倒くさい女”
すごく重たい言葉だった。
あたしみたいな人間のせいで、灰雅が敗北するなら。
結局あたしは灰雅にとって……凌牙にとって、お荷物なだけ。
あたしの存在は灰雅に迷惑をかけているとしか思えない。
暴走族という世界は、決して甘くない――
和希も同じような顔で頭を捻る。
「どうして兄貴は、こんな面倒くさい女を囲うんだよ…」
そう呟いた和希の言葉はもっとも過ぎて、言い返す気すら起きなかった。
“面倒くさい女”
すごく重たい言葉だった。
あたしみたいな人間のせいで、灰雅が敗北するなら。
結局あたしは灰雅にとって……凌牙にとって、お荷物なだけ。
あたしの存在は灰雅に迷惑をかけているとしか思えない。



