至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

胸が痛くてたまんない。


傷つくもんか……って頭が指令を下すのに、心が言うことを聞かない。



「和希ぃっ!んな言い方ねぇだろ?」


沈黙が続くこの部屋の空気を替えようとしたのか、大翔が和希にヘッドロックを掛ける。




……やっぱり、あたしは期待なんてしちゃいけない人間なんだ。



「学校くらい一人で行けるから大丈夫」


震えながら口にする。



大丈夫なんかじゃないけど。


ワケのわからない暴走族に何かされるなんて御免。




…だけど……。


なんかもう、どうでもよくなって来て。