至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

一気に体が不安に包まれた時、あたしを凍りつかせるような和希の声。


「アンタは兄貴の弱みになったんだよ」



あたしが……弱み……?



また凌牙に目を移すと、今度は静かにこっちを見ていた。


黙ったままで、和希の言葉は否定しない。



「………」



少しづつ、色んなことが分かってきた気がした。




『俺の女になれよ』



なんだ……そういうことか……。




トップの女になれば、安易に手出しはされない。


だけど、SPIRALのような卑劣な族がいるから、万一に備えて警戒が必要…。


だから車で登校しなきゃいけない。