至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「車で30分、そんなとこだろ」


「車……?」


何のことかと思って首を傾げた。


「今日からオマエは、用意した車で登下校してもらう」


「えっ?!あたし電車で行くよ?車なんてとんでもない」


会社の重役じゃあるまいし、ただの女子高生が。


何を言っているのかと思う。


「いいから言われた通りにしろ。……それから」


ついでだったのか本題だったのかは分からないけど、真剣な顔で付け足した。


「一昨日の話、マジ考えとけ」


言いたいことだけ言うと、凌牙は扉を閉めて再び部屋の中へ消えた。