至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

細めても目力があるのには変わりはなく。


その瞳に圧倒されそうになりながらも、あたしは唇を尖らせた。


「何時って……。時間が読めるからこそ、逆算してこの時間なんだけど」


ここへ来ての後悔があるとすれば、学校から遠くなったこと。


決して朝は得意な方じゃないけど、頑張って起きたのに。


これから毎朝5時半起きかと思うとゲッソリする……。


「8時に出れば十分だろ」


「え?楓学園まで、どれだけかかると思ってるの?」


明らかに他人事な発言に、彼の素性を忘れて棒読で聞き返す。


ここの所在地を把握したうえで、電車やバスの乗継の時間を細かく計算したんだから。