至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

灰雅という大規模な暴走族のトップで、将来はヤクザのトップも決まっている。


そんな人に、随分とぞんざいな口を訊いてるのは分かるけど。


「だめ……でしたか?」


白々しく敬語を使うと。


「フッ……」


凌牙の口から笑いが漏れた。



……あ。


頬が緩んだところ、初めて見た。



口角をあげられないのかとさえ思っていた凌牙の笑みは、思いのほか柔らかく。


「昨日あれだけ威勢のいいこと言われて、今更そうされる方が気持ちわりぃ。今のままでいい」