灰雅という大規模な暴走族のトップで、将来はヤクザのトップも決まっている。
そんな人に、随分とぞんざいな口を訊いてるのは分かるけど。
「だめ……でしたか?」
白々しく敬語を使うと。
「フッ……」
凌牙の口から笑いが漏れた。
……あ。
頬が緩んだところ、初めて見た。
口角をあげられないのかとさえ思っていた凌牙の笑みは、思いのほか柔らかく。
「昨日あれだけ威勢のいいこと言われて、今更そうされる方が気持ちわりぃ。今のままでいい」
そんな人に、随分とぞんざいな口を訊いてるのは分かるけど。
「だめ……でしたか?」
白々しく敬語を使うと。
「フッ……」
凌牙の口から笑いが漏れた。
……あ。
頬が緩んだところ、初めて見た。
口角をあげられないのかとさえ思っていた凌牙の笑みは、思いのほか柔らかく。
「昨日あれだけ威勢のいいこと言われて、今更そうされる方が気持ちわりぃ。今のままでいい」



