「これ?」
「違う」
「じゃあ……これ?」
「ああ」
中もやっぱり黒い服だらけで、さっき指したのと何の変わりがあるのか分からなかったけど、指示された服を渡すと。
凌牙は黙ってそれに腕を通す。
右肩から背中にかけて入れられた、大きな刺青が見えた。
「……」
本当に、本当なんだ。
わざとなのかたまたまなのかはわからないけど、この位置から丸見えの仕草。
それでも気づかないふりをするか、触れるべきか迷ったけれど。
「プールの授業とか、困らない……?」
凌牙の動きが止まった。
「違う」
「じゃあ……これ?」
「ああ」
中もやっぱり黒い服だらけで、さっき指したのと何の変わりがあるのか分からなかったけど、指示された服を渡すと。
凌牙は黙ってそれに腕を通す。
右肩から背中にかけて入れられた、大きな刺青が見えた。
「……」
本当に、本当なんだ。
わざとなのかたまたまなのかはわからないけど、この位置から丸見えの仕草。
それでも気づかないふりをするか、触れるべきか迷ったけれど。
「プールの授業とか、困らない……?」
凌牙の動きが止まった。



