至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

時間通りに起こさなかったからって、こんな。


そんなに怒るくらいなら、アラームを掛けて自分で起きればいいのに。


勝手に人に頼んでおいて、ひどすぎる。


「痛いよ……」


二度目の訴えで、やっと手を離してくれた。


……なんなの、この俺様体質。



「シャツ」


「……え?」


「そこにある」


指を指された方向にクローゼットがあった。


「あの中?」


「ああ……」


恐らく、取ってこいってことだろうと思い。


言われた通りに足を進め、黒で統一されている部屋の真っ黒なクローゼットを開けた。