至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

白くて綺麗なキャンバスに一つ一つ造形されたパーツは、瞳が閉じていても惹きよせる力を持っていた。



……ヤクザの会長の息子。


そんな肩書が、あたしの頭を支配し、怯えさせる。



だけど。


寝ている時は誰だって無防備になるもの。


どんな血筋の人だって、みんな平等に穏やかな眠りについて、幸せな夢を見ることが許される。



……だからあたしは。


寝ている時が一番幸せだった。


夢の中でだけは、あたしの思い描く幸せな時間を過ごしていたから。