至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「キミ足早いね。うちに一人欲しいなあ」


なんのスカウトかと思わせるような言葉に、起き上がれないながらも、顔だけあげたあたしの目に飛び込んできたのは……。



普通の男の人……ではなく。


どっからどう見ても不良だった。



眉毛は半分反りこみ入ってるし、髪は真っ赤だし、スカジャン着てるし……。


あたしの知っている不良の定義を網羅してた。



「あ……あのっ……」


警官と不良ってグルなワケ?


この町を守る代わりに資金提供なんかして。



「ごめんなさい……ほんの出来心で」


見られてたはず。


あたしがバッグをすろうとしてたところ。