至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

そんなこと口走ったっけ。


もう忘れて欲しい出来事に、これ以上は詮索されたくないけど、あたしも話さなきゃいけない。


自らここを選んだんだから。




「あのね……」




勇気を振り絞って、自分の生い立ち、園でのこと、ひたすらに喋り続けた。


いじめのこと、祐介からされたことも……。


辛かったけど、それを打ち明けない限り、乗り越えられない気がしたから。



途中、2人は苦しそうに顔を歪めたり、拳を握ったりしていた。


それがパフォーマンスだったとしても、少しは心を寄せてくれるのかなって思える大翔と旬の動作に、勇気をもって喋りつくした。



彼等を信じてここにいる限り、嘘は要らない……。






「……そろそろメシにしてもいいか?」


そんな声に顔をあげると、壁に寄り掛かるテルさんと目が合った。