至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「あんなガキだけど、さすが凌牙の弟、喧嘩も強ぇーし結構役に立ってんだ」


そう言う大翔は、随分と和希を買ってるようだった。


「和希は、凌牙のこと嫌ってるの?」


ある意味"名家"。


兄弟によくある、確執。


それは想像の域を超えるかもしれない。


昨日だって、凌牙に押さえつけられて何も言えなくなっていたし。


「その逆」


「え?」


「すげぇ崇拝してる」



……意外だった。


反抗期の和希が、兄のことを認めているなんて。