至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「さすがに、他の族も簡単に手は出して来ねえしな」


「……だから……勢力が一番強いの……?」



頭が割れそうなくらい衝撃的話だけど、そこはなんとなくわかる気がした。


所詮暴走族だって高校生。


本物のヤクザがバックにいれば、怖いに決まってる。


「逆だよ」


「逆?」


「ナンバー1の族の総長に選ばれたのが、たまたま凌牙だっただけだ。

灰雅は意味なく暴れたりしない、どっちかっつったら、規律の厳しい筋の通った族なんだ。

そう言うのもあって内部分裂もないし、凌牙の代よりずっと前から強かった」


……なるほど。