ポケットの中じゃなくて、これからは飾っておきたい。
いつでも見れるように…。
「……そうか……」
呟いたテルさんは、眺めていた写真立てを手にするとレジへ向かう。
でも今回は少し様子が違った。
財布からスッと抜き取ったのは、さっきまで使われていたゴールドのカードではなく……。
お札が二枚。
今日初めて見る現金だった。
「あのっ…」
それはテルさんのポケットマネーでしょ……?
凌牙に払ってもらうのはいいってわけじゃないけど、テルさんに払ってもらう訳にもいかない。
「いいから」
だけど差し出した手は、やんわり戻された。
「凌牙には言うなよ」
「……はい。……ありがとうございました」
いつでも見れるように…。
「……そうか……」
呟いたテルさんは、眺めていた写真立てを手にするとレジへ向かう。
でも今回は少し様子が違った。
財布からスッと抜き取ったのは、さっきまで使われていたゴールドのカードではなく……。
お札が二枚。
今日初めて見る現金だった。
「あのっ…」
それはテルさんのポケットマネーでしょ……?
凌牙に払ってもらうのはいいってわけじゃないけど、テルさんに払ってもらう訳にもいかない。
「いいから」
だけど差し出した手は、やんわり戻された。
「凌牙には言うなよ」
「……はい。……ありがとうございました」



