「じゃあ……出世払いで……」
「出世するつもりなのか?」
言葉のあやに上げ足を取られて、少しムキになる。
「い、今は女の人だって戦力になる時代ですから!」
あたしがそれに当てはまれるかは微妙だけど、数年後の返却を約束して、必要最低限のものを購入した。
テルさんが荷物を持ってくれて、お店をでようとしたとき。
あるものが目に入って……。
「欲しいのか?」
出口の手前、足を止めていたあたしの元へテルさんが引き返してきた。
「………」
それは木枠で作られたシンプルな写真立てだった。
「出世するつもりなのか?」
言葉のあやに上げ足を取られて、少しムキになる。
「い、今は女の人だって戦力になる時代ですから!」
あたしがそれに当てはまれるかは微妙だけど、数年後の返却を約束して、必要最低限のものを購入した。
テルさんが荷物を持ってくれて、お店をでようとしたとき。
あるものが目に入って……。
「欲しいのか?」
出口の手前、足を止めていたあたしの元へテルさんが引き返してきた。
「………」
それは木枠で作られたシンプルな写真立てだった。



