至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「じゃあ……出世払いで……」


「出世するつもりなのか?」


言葉のあやに上げ足を取られて、少しムキになる。


「い、今は女の人だって戦力になる時代ですから!」


あたしがそれに当てはまれるかは微妙だけど、数年後の返却を約束して、必要最低限のものを購入した。



テルさんが荷物を持ってくれて、お店をでようとしたとき。



あるものが目に入って……。



「欲しいのか?」


出口の手前、足を止めていたあたしの元へテルさんが引き返してきた。


「………」


それは木枠で作られたシンプルな写真立てだった。