至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

「凌牙から……?」


それはゴールドカードってやつ。


高校生でそんなもの持ってるの……?



……ああ。


凌牙はどこかの坊ちゃんなんだっけ。



どっちにしたって、凌牙のお金なんて、余計に使えるわけない。



「駄目ですよ。そんなの使えません」


キッパリ言って首を振ったあたしに、テルさんはため息を吐いた。


「勘弁してくれ。買って帰らないと凌牙に叱られる。困るのは俺なんだ」


「……」


凌牙に叱られる、なんて。


本当なのか嘘なのかは分からない。


だけど、困るなんて言われたら断われなかった。