至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

個室を与えられるから大丈夫とかいう問題じゃない。


てっきりあたしはさっきのたまり場みたいなところで寝起きするんだと思っていた。


誰にも干渉されずに自分だけの世界で。


それがあたしの居場所、だと。


そして、たまに凌牙たちと共有する時間を持てたら。



それだけで……


それだけで十分なのに……。




「それより……」


テルさんが気まずそうにあたしに視線を注いだ。


「走りに行く前に風呂に入って来てくれ」


「風呂……」


「その格好じゃナンだろ。着替えてから向こうに戻る」


「……」


その格好……?


ふと、自分の格好に目をやって。